【ドバイモール徹底ガイド｜世界最大規模のショッピング＆エンターテインメントを楽しむ方法】

「ドバイ・モール（The Dubai Mall）」は、アラブ首長国連邦 (UAE) のドバイに位置し、世界一高い超高層ビルであるブルジュ・ハリファ (Burj Khalifa) に隣接する、世界最大級のショッピングモールです。敷地面積は約100万平方メートル（サッカー場約200個分）と非常に広大で、1,200軒以上の小売店や何百軒もの飲食店が集結。開業以来、年間8,000万人近くもの人々が訪れる、ドバイを代表する観光＆ショッピングスポットです。

• 営業時間： 午前10時～深夜0時頃（週末は午前10時～深夜1時頃まで延長のことあり）
• 休業日： 基本的になし（年中無休）
• 主な特徴：
  • 世界的ブランドやデパート（ブルーミングデールズ、ギャラリー・ラファイエット等）が多数出店
  • ドバイ水族館＆生成生物園やアイスリンクなどのエンタメ施設が充実
  • 2023年にオープンした「チャイナタウン」や2019年の大幅拡張エリア「ドバイ・モール・ザビール」が加わり、さらにスケールアップ

なお、ドバイでは2018年からVAT（付加価値税）5％が導入されていますが、海外からの旅行者は空港での手続きにより一定金額以上の買い物でその一部が還付される仕組みがあります。詳細は各店舗やモール内のインフォメーションセンターなどで確認し、レシートに貼付される「Tax Freeシール」を忘れずにもらっておきましょう。

旅行者の方で税金還付（Tax Refund）を希望の方はこちらのサイトを参考にしてください。

• 最寄り駅： レッドラインの「Burj Khalifa/Dubai Mall（ブルジュ・ハリファ／ドバイ・モール）駅」
• 駅からは動く歩道付きの連絡通路を10～15分ほど歩くと、モール本館に到着します
• メリット： 交通渋滞を避けられ、料金もお得。夏の猛暑時でも空調完備の通路なので安心

• シェイク・ムハンマド・ビン・ラシッド大通りやフィナンシャル・センター・ロード方面からアクセス可
• 週末や夕方以降は渋滞が発生しやすいため、時間に余裕を持って移動を
• モールには14,000台以上の駐車スペースがありますが、週末は満車に近い混雑になることも多い
• 2024年7月以降、駐車が有料化（平日は4時間までは無料、それ以降は段階的に料金加算）しているため注意
• タクシー代金が日本の三分の一程度と割安

• 27・28・29・30・50・81番などがドバイモール近くを経由
• バス路線を組み合わせると、ドバイ市内や周辺観光地から比較的リーズナブルに移動可能
• バスの時刻表は、ドバイのRTA（道路交通局）公式サイト rta.ae で要チェック
• ドバイはバスの乗り方が複雑なため間違わないようにしましょう

ドバイモールは地下1階（LG階）・1階（G階）・2階（Level 1）・3階（Level 2）の4層構造です。全体を把握しやすいよう、インフォメーションセンターで館内マップを入手するか、公式の「The Dubai Mall」アプリを活用するのがおすすめです。

• LG階（Lower Ground）
  
  • 食品スーパー「ウェイトローズ（Waitrose）」やフードコートがあり、小腹を満たすのにも便利
  • お土産に使える食品や雑貨を探すならスーパーも要チェック
  • ブルジュ・ハリファの展望台「At the Top」のチケットカウンターもLG階に位置
• G階（Ground Floor）
  
  • 高級ブランドショップが多く、ロレックスやシャネルなどのラグジュアリーブランドがずらり
  • バージュ・カリファに隣接するエントランスやドバイ水族館の大水槽前は観光客も多い
  • アラビックスタイルのインドアマーケット「ザ・スーク（The Souk）」があり、アラブ独特のお土産が見つかる
• Level 1（1階表記）
  
  • ファッションアベニュー（Fashion Avenue）は、世界的ハイブランドを中心に並ぶエリア
  • シューズ専門フロア「レベル シューズ（Level Shoes）」には、有名ブランドの靴がずらり
  • 巨大なウォーターフォール（滝）のオブジェや、人気のコスメストア「SEPHORA」もこの辺り
• Level 2（2階表記）
  
  • VRパークやリール・シネマなどのアミューズメント施設が充実
  • 子ども用職業体験テーマパーク「キッザニア」もこの階
  • アイスリンクを眺めながら休憩できるカフェやレストランも多い

• ブルーミングデールズ（Bloomingdale’s）
  • ニューヨーク発の高級デパート。ファッションやビューティー、ホーム雑貨まで幅広い
• ギャラリー・ラファイエット（Galeries Lafayette）
  • パリ発祥の老舗デパート。輸入食材やフランス雑貨をまとめてチェックできる

• ドバイ・モール・ザビール（Dubai Mall Zabeel）（2019年オープン）
  • ダイニングや小売店が増え、さらに駐車場約3,000台分を追加
  • モール本館とは空調完備の連絡橋でつながっている
• ドバイ・モール・チャイナタウン（China Town）（2023年オープン）
  • 中華料理やアジアン雑貨の店舗が集まり、SNS映えする赤い提灯の装飾が人気
  • シンガポール発のミシュラン星付き屋台「ホーカーチャン（Hawker Chan）」も出店

ドバイ水族館＆水生生物園（Dubai Aquarium & Underwater Zoo）

• 見どころ：
  
  • 幅32m・高さ8.3mの巨大水槽はギネス記録に登録。サメやエイ、熱帯魚など14万匹以上が泳ぐ
  • 水槽前はモール内から誰でも無料で見学可（トンネルや内部観覧は有料）
  • 巨大ワニの餌付けや水中トンネルなど、迫力満点の体験が豊富
• 料金・所要時間：
  
  • チケットは約100～200AED程度のプランが中心（内容による）
  • 一通り見学するなら約1～2時間を目安に

4-2．ドバイ・アイス・リンク

• 見どころ：
  
  • オリンピック規模のスケートリンク。休日や夜になるとDJ音楽とともに滑走する「ディスコセッション」なども開催
  • 初心者向けのレッスンや補助具レンタルもあり、子ども連れでも安心
• 料金・所要時間：
  
  • セッションごとに約90～110AED（スケート靴レンタル込）
  • 1セッション45分程度

4-3．VRパーク（VR Park）

• 見どころ：
  
  • バーチャルリアリティを活用したアトラクション＆ゲームセンター。ゾンビ撃退ゲームや高所綱渡り体験など刺激的
  • お化け屋敷「Hysteria」も近くにあり、スリル好きに人気
• 料金・所要時間：
  
  • アトラクションごとにチケット購入（パッケージもあり）
  • ゲーム好きなら1～2時間はあっという間

4-4．キッザニア（KidZania）

• 見どころ：
  
  • 子ども向け職業体験テーマパーク。銀行員やパイロット、医師など本格的なユニフォームでミニ社会体験
  • 世界各国で展開する人気施設で、幅広い年齢層に対応
• 料金：
  
  • 約200～260AED程度（年齢により変動あり）

5-1．フードコート・カジュアル系

• LG階やLevel 2に複数のフードコートあり
• 国際色豊かで、ファストフードから各国の軽食、スイーツまで多数出店
• ピーク時は座席を確保しづらいので注意

5-2．本格レストラン＆カフェ

• ドバイファウンテンを望む屋外テラス席がある店が人気。
• ダイニングスポット「ザ・ビレッジ（The Village）」エリアでは、開閉式屋根を活用した解放的な空間を楽しめる
• スーク・アル・バハール (Souk Al Bahar) 側に渡ればアルコール提供店も多数。噴水ショーを見ながらのディナーに最適

5-3．新エリア・チャイナタウンのグルメ

• 2023年オープンの「ドバイ・モール・チャイナタウン」では中華・アジア料理が充実
• ミシュラン星付き屋台「ホーカーチャン」が話題。カジュアルに楽しめる香港スタイルの茶餐廳や点心店も増加中
• 世界一綺麗なチャイナタウン

6-1．ブルジュ・ハリファ（Burj Khalifa）

• 世界一高い建物（828m）
• ドバイモールLG階から繋がる入口で展望台チケットを購入
• 「At the Top」展望台(124・125階)やより上階の「At the Top SKY」(148階)は人気
• 日没前後の時間帯は混みますが、夜景＋サンセットの両方が楽しめておすすめ

6-2．ドバイ・ファウンテン（Dubai Fountain）

• 噴水ショーは平日昼1時台／金曜昼1時半～2時台にも開催、夜は6時～11時まで30分おきに
• 無料で鑑賞可能。ただし混雑必至のため、早めに場所取りするか、隣接レストランを予約しておくと◎
• より迫力を味わいたいなら、アブラ船に乗る「レイクライド」や噴水池に張り出した通路「ボードウォーク」も人気

6-3．ドバイ・オペラ（Dubai Opera）

• ブルジュ・ハリファやファウンテンから徒歩圏内
• オペラやコンサート、バレエ、ミュージカルなど多彩な公演が行われる芸術の拠点
• スケジュールは公式サイトで要確認

1. 朝10時頃： ドバイメトロでモール到着。混雑前のショッピングを楽しむ
2. 昼食： フードコート or カジュアルレストランで軽めのランチ
3. 午後：
   • ドバイ水族館＆アイスリンクなどでエンタメ体験
   • デパート（ブルーミングデールズなど）や「レベルシューズ」も散策
4. 夕方：
   • ブルジュ・ハリファの展望台でサンセット～夜景を堪能
   • 噴水ショーを近距離で観るならレイクライド乗船もおすすめ
5. 夜：
   • スーク・アル・バハール側のレストランで噴水ショーを眺めながらディナー
   • 時間に余裕があれば隣接のドバイ・オペラでナイトショーも検討

1. 週末（金～日）や祝日シーズンは大混雑
   • 駐車場やレストラン席が満杯になりやすい
   • 電車・タクシーも混むため、移動時間に余裕を
2. 服装マナー
   • ドバイは比較的自由ですが、モール内は家族連れも多く肌の露出が過度にならないよう注意
   • 一般的な日本人の服装なら問題ありません
3. 写真撮影の配慮
   • 地元女性（アバヤ姿の方など）を無断で撮影するのは厳禁
4. 防寒対策
   • 外は高温でもモール内は冷房が効き過ぎていることがあるため、上着やストールを
5. VAT還付（タックスリファンド）
   • 250AED以上の買い物でタックスフリー対象になりやすい（店舗による）
   • レシートにTax Freeシールを貼ってもらい、空港で還付手続きを

世界最大級の規模を誇るドバイモールは、ショッピングだけでなく、見応えある水族館、臨場感たっぷりの噴水ショー、さらには室内スケートリンクやVR体験、映画館など、一日中遊んでも回りきれないほどエンターテインメントが満載。フードコートやレストランも驚くほど豊富で、大人から子どもまでそれぞれが思い思いのスタイルで楽しめる“室内観光都市”です。

加えて、モールのすぐ隣には世界一高い超高層ビルブルジュ・ハリファと世界最大級のドバイ・ファウンテンがあり、夜には迫力ある噴水ショーで締めくくるのが定番。周辺にはドバイ・オペラなどの文化施設もあり、まさに「ドバイを象徴する一大エリア」と言えます。

初めてドバイに訪れる方やファミリー層、エンタメ好きの方はもちろん、ラグジュアリー志向の大人旅にも対応できる懐の深さが魅力。ぜひ、ドバイモールでしか味わえない“世界最大規模”のショッピング＆エンタメ体験を満喫してみてください。きっと、時間がいくらあっても足りないほどの充実した旅となるはずです。