【ドバイはどこにあるのか？】ドバイの有名な観光地を地図上で確認

アラブ首長国連邦(UAE)へ観光に来る人のほとんどが訪れる場所がドバイとアブダビです。

ドバイは日本でも知名度が高く、知っている人が多くいるかと思います。特に有名なのが世界で1番高い建物のブルジュ・ハリファや、人工島のパームジュメイラがあります。

本記事では地図上でドバイの有名な観光地やアクセス方法を紹介します。

ドバイは、アラブ首長国連邦（UAE）の7つの首長国の1つで、中東地域の東側、ペルシャ湾（アラビア湾）沿岸に位置しています。具体的には、アラビア半島の南東部にあり、サウジアラビアとオマーンの間に位置しています。

東京からドバイへは、エミレーツ航空が毎日直行便を運航しており、フライト時間は約12時間です。

日本とアラブ首長国連邦（UAE）の間には5時間の時差があり、日本が5時間進んでいます。

UAEはドバイの他にも6つの首長国（アブダビ、シャールジャ、アジュマーン、ウンム・アル=カイワイン、フジャイラ、ラアス・アル=ハイマ）があります。

英語でUnited Arab Emirates(UAE)と表記するようにUnited（合併・連合した）Arab（アラブの）Emirates（首長国）、約50年前に7つの首長国が合併し1つの国になりました。

ドバイはアラブ首長国連邦（UAE）中の、1つの首長国です。

多くの人がドバイを独立した国と誤解していますが、実際はアラブ首長国連邦（UAE）を構成する7つの首長国の1つです。米国になぞらえると、ニューヨークは有名で活気のある都市ですが、首都はワシントンD.C.であるのと同様に、UAEではドバイが最も知名度が高い都市である一方、首都はアブダビとなっています。

Emirate （首長国）	UAEへの加入日	人口	総人口に占める割合	面積 （㎢）	総面積に占める割合	人口密度（人/㎢）
Abu Dhabi	1971年12月2日	3,789,860	27%	67,340	86.7%	24.9
Ajman	1971年12月2日	504,846	4%	259	0.3%	996.1
Dubai	1971年12月2日	3,759,864	41%	3,885	5.0%	644.2
Fujairah	1971年12月2日	256,256	1%	1,165	1.5%	109.0
Ras Al Khaimah	1972年2月10日	416,600	3%	1,684	2.2%	121.7
Sharjah	1971年12月2日	2,374,132	23%	2,590	3.3%	261.8
Umm Al Quwain	1971年12月2日	72,000	1%	777	1.0%	87.5

ドバイは、UAEの7つの首長国の中で最も有名な都市であり、驚異的な近代化と豪華な観光地として世界的に知られています。砂漠に囲まれた地域に、人工的に開発された豪華な都市空間を作り上げ、世界一高いビル、ブルジュ・ハリファに代表される未来的な景観で注目を集めています。

観光、金融、貿易の国際的なハブとして急速に成長するドバイは、人工島のパーム・ジュメイラや高級ショッピングモール、贅沢なホテルなどで、世界中から観光客を魅了しています。伝統的なアラブ文化と最先端の現代文化が独特に共存する都市で、その独自の魅力は多くの人々を惹きつけています。

この写真からわかるようにドバイは、わずか数十年で砂漠の中から驚くべき近代都市へと変貌を遂げた、世界でも類を見ない都市として知られています。

Google Mapでドバイを検索すると、地図上で簡単に観光地を見つけることができます。

・ドバイダウンタウン
・パーム・ジュメイラ
・マリーナエリア

上記の3つがアブダビで有名な観光地です。

ドバイの主要エリアについて、それぞれの特徴を詳しくご説明します。

1. ドバイダウンタウン
   世界最大のショッピングモール「ドバイモール」があり、ブルジュ・ハリファを中心とした超近代的なエリアです。高層ビル、最先端の建築、ラグジュアリーな商業施設が集中しており、ドバイの象徴的な都市景観を代表しています。ショッピングや噴水ショーなど、観光客に人気のエリアでもあります。
   空港からのアクセス：車・タクシーで20分、メトロで35分
2. パーム・ジュメイラ
   海に作られた世界最大の人工島で、ヤシの葉の形をしています。高級ホテル、豪華な住宅、エグゼクティブレジデンスが並び、贅沢なリゾート空間を形成しています。アトランティス・ザ・パームなど、世界的に有名なホテルがあり、贅沢な休暇を楽しめるエリアとして知られています。
   空港からのアクセス：車・タクシーで40分、メトロで1時間30分
3. マリーナエリア
   近代的な高層マンションやヨットハーバーが特徴的な洗練されたウォーターフロントエリアです。高級レストラン、カフェ、ブティックが立ち並び、遊歩道やサイクリングができるコースもあります。夜になると、夜景が美しく、都市の洗練された雰囲気を感じられるエリアです。
   空港からのアクセス：車・タクシーで40分、メトロで1時間

これら3つのエリアは、ドバイの多様な魅力と現代性を象徴する場所であり、それぞれ独自の特徴と魅力を持っています。

ドバイに住み3年、日本から友人などが来た際に連れて行くところが以下の3つです。

ブルジュ・ハリファは、アラブ首長国連邦ドバイに立つ、世界最高層の建築物です。2010年に完成したこの超高層ビルは、驚異的な828メートルの高さで、世界中の人々を圧倒する存在感を放っています。

世界の有名な超高層ビルと比較すると、台北101が508メートル、エンパイアステートビルが380メートルであるのに対し、ブルジュ・ハリファは実に828メートルという、他を圧倒する高さを誇っています。

163階からなるこの建築物は、中東地域の急速な経済発展、驚異的な技術力、そして未来への飽くなき野心を象徴する壮大なモニュメントです。世界最高層ビルとしての記録は、ドバイとアラブ首長国連邦の国際的なプレゼンスと経済的な力強さを劇的に示しています。

ドバイモールの外で行われる噴水ショーは、18時から23時まで30分毎に開催されています。モールで買い物を満喫し、夜には夜景と噴水を楽しむのが良いでしょう。

ドバイのデザートサファリは、都市部から離れ壮大な砂漠景観と伝統文化を体験できるアクティビティを指します。

トヨタのランドクルーザーで砂丘を疾走するスリリングな「Dune Bashing」から始まります。現地の運転者が、砂丘を駆け上がり、急降下するスリリングな興奮を味わえます。その後は個々が小さなバギーに乗り砂漠を自由に走り回る事ができます。

夕暮れ時には、息をのむような砂漠の夕日を眺め、キャンプファイヤーを囲んでアラビアンナイトの雰囲気を楽しむことができます。特に11月から3月の涼しい時期は、最高の季節とされ、半日から一日がかりのツアーが人気です。

砂漠での運転には、特殊な運転技術とタイヤ空気圧調整などの専門的な知識が必要不可欠です。そのため、安全かつ効果的な砂漠走行を楽しむためには、経験豊富なガイド付きのツアーに参加することが最も賢明な選択となります。

参考：https://www.tripadvisor.com/Attractions-g295424-Activities-c61-t243-Dubai_Emirate_of_Dubai.html

ドバイマリーナは、洗練された運河沿いに高層ビル、レストラン、カフェが立ち並ぶ、現代都市の象徴的なエリアです。散策、ヨットクルーズ、優雅なディナーを通じて、ドバイの洗練された魅力を体感できる、贅沢な空間として注目を集めています。

中東UAEに来たらドバイの近未来的な雰囲気に加えて、中東ならではの文化や歴史を安心・安全に体験できる場所としてアブダビがおすすめです。

７つの首長国からなるアラブ首長国連邦（UAE）の首都でもあるアブダビは政治・経済の中心で、近代的建築物と砂漠が共存し、伝統文化を守りながらも最先端をいく世界都市です。見たこともない形のビルや、世界で一番美しいと言われるモスク。それでいて、古き良き昔ながらのアラビア文化や面影を今も残しています。

以下の記事を参考にアブダビのことをさらに知っていただければと思います。

【2024年】アブダビのおすすめ観光スポット。アラブ文化と歴史を満喫！

ドバイとアブダビは、車で約1時間半の距離に位置しています。タクシー、車の運転、バスで移動が可能です。

金額的には往復で、タクシーが300aed（12,000円）、バスの場合は60aed（約2,400円）程になります。

ドバイからアブダビへバスで行く場合、アブダビ行きのバスが出ているアル・グバイバ(Al Ghubaiba)またはイブン・バットゥータ(Ibn Battuta) のバス乗り場へ行く必要があります。

そこから、アブダビのアブダビ中央バスステーション(Abu Dhabi Central Bus Station)へ向かいます。

ドバイのダウンタウンエリアから乗る場合はアルグバイバからがオススメで、マリーナエリアから乗る際にはイブン・バットゥータから乗るのが良いでしょう。

イブン・バットゥータからバスに乗る際、途中、隣接するイブン・バットゥータモール内にある世界で最も美しいと言われるスターバックスに立ち寄るのもおすすめです。

バスの料金は30AED（約1,200円）で、アブダビへの最も経済的な交通手段です。

20分おきに運行しているため、事前予約は不要です。アブダビ中央バスステーション到着後は、最終目的地までタクシーを利用することをおすすめします。

本記事では地図上でドバイの有名な観光地やアクセス方法を紹介します。

ドバイでは市街地や観光地ではタクシーやメトロを使えば移動に困ることはありません。タクシー料金も日本の3分の1程度と安くなっております。

ドバイへお越しの方は滞在日数や移動距離などを考え、最大限楽しんでいただければと思います。