ディズニーがアブダビに進出!中東初・世界7番目のテーマパークを発表!
2025年5月、米ウォルト・ディズニー社はアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビに新たなディズニー・テーマパークを建設すると正式発表しました。これは同社にとって世界で7番目となるリゾートであり、中東地域では初の展開。
開業時期は未定ですが、設計に約1~2年、建設に4~6年を要する見込みです。オープンは2030年前後になると予想されています。
建設地はアブダビの「ヤス島」!世界有数の観光ハブに誕生
新テーマパークが建設されるのは、アブダビの人気観光地「ヤス島」です。ここには既に「ワーナー・ブラザーズ・ワールド」や「フェラーリワールド」など世界的施設が集まっており、2023年の来訪者数は前年比38%増の3,400万人超。
発表当日の2025年5月7日夜、UAEアブダビで開催されたディズニーランド・アブダビの発表イベントでは、ヤス島上空にドローンと花火の壮大なショーが展開され、ディズニーの象徴やキャラクターが夜空を彩りました。
会場にはタイリース・ギブソン、ナオミ・キャンベル、エド・ウェストウィックらの著名人が登場し、世界的ピアニストのラン・ラン、エミラーティ歌手のラシド・アルヌアイミらによるライブ演奏も披露されました。
ヤス島はドバイから車で50分、アブダビ空港からわずか20分とアクセス抜群。UAEは世界人口の約1/3が4時間以内で来訪可能な地理的メリットもあり、観光の一大ハブとして注目を集めています。
ディズニーらしさとアブダビの文化が融合!未来型リゾートの全貌
今回のテーマパークでは、ミラル(Miral)社が開発・建設・運営を全面的に担当し、ディズニーのイマジニア(Imagineers)がクリエイティブ面を監修。
ディズニーCEOのボブ・アイガー氏は「現代建築と最先端技術を融合させた没入型のエンタメ体験を提供する」と述べており、伝統的な城ではなくスパイラル状の未来的な城のデザインが計画されていることも明らかになっています。
ディズニーのグローバル戦略とアブダビ進出の意味とは?
このプロジェクトは、ディズニーが2033年までに600億ドルを投資してテーマパーク・クルーズ事業を拡大する計画の一環です。
米国内では価格高騰や来園者の減少傾向が続いていますが、アジア・中東など新興市場では来園者数や支出が増加しており、国際展開が収益の柱に。アブダビ進出はこうしたグローバル戦略を支える重要なステップとされています。
まとめ|「ディズニー・アブダビ」は未来の家族旅行の新定番になるか?
中東初のディズニーランドは、エンタメと文化、テクノロジーが融合した次世代型リゾートとして世界中の注目を集めています。完成まで数年を要するとはいえ、旅行・観光・投資分野すべてにおいてインパクトの大きいプロジェクトです。
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